排卵が原因で妊娠できない場合について
卵子が放出される排卵後に精子を取り入れることで妊娠することができます。
しかし、いくら性交渉行っても妊娠できない場合は、この排卵に原因があるかもしれません。
卵巣機能が低下すると月経が起きなかったり、無排卵のまま月経することがあります。
これを排卵障害と言いますが、普通はある程度の年齢に達した女性が起こりやすい病気です。
しかし最近では20代、30代と妊娠する可能性がある女性も発症することがあります。
排卵がスムーズにいかないことから妊娠することは出来ないんですね。
原因として体を冷やしていることで血行が悪くなり、血液の中の栄養が生殖機能に届いてないことが挙げられます。
その他にもストレスによりホルモンバランスが崩れることも挙げられます。
ストレスは誰にでもあることなので、決して他人事ではありません。
着床が原因で妊娠できない場合について
いくら性交渉して受精卵ができたとしても、着床しなければ妊娠することができません。
妊娠できない原因として着床障害も挙げられます。
着床というのは子宮の中にある子宮内膜という部分で行われますが、女性ホルモンの分泌によりこの子宮内膜が分厚くなり着床の確率を高めることができます。
しかし、女性ホルモンの分泌する量が少ないと子宮内膜も薄いままの状態であることから、着床に失敗して妊娠することができません。
この着床障害の原因として、またストレスが挙げられます。
女性がストレスを感じてしまうと、女性ホルモンの分泌量が低下してしまうからです。
また女性は年齢を重ねると女性ホルモンの分泌量が少なくなってしまうので、着床しづらくなってしまいます。
妊娠できない原因「ストレス」の解消法について
妊娠できない原因として排卵障害と着床障害の説明を行いましたが、いずれもストレスが関わっています。
つまり、ストレスは妊娠の大敵だということです。
このストレスを全く感じないという事は、現代社会において非常に難しいことです。
ですから、いかにストレスを軽減させるかがポイントになるんですね。
ストレスを軽減させるためには、多くの人とおしゃべりをした方が良いでしょう。
中でも、同じ悩みを他の人と共感することでリラックスすることができます。
特に同じ不妊で悩んでいる人同士で話すことで、ストレス軽減だけでなく安心感も得られると思います。
その他にも適度に運動することも非常に有効です。
運動はストレス発散だけでなく、血行を改善する効果もあり子宮機能の働きを高めることができます。
あまり運動が得意でない人は、軽いウォーキングでも問題ありません。